顎関節症でない健康な人は安静時に上の歯と下の歯は触れていません。
上下の歯が触れている時は食事の時、話をする時など一瞬だけです。
歯を噛み合わせる人はそれだけでも顎の関節に負担を掛けていることになります。
軽度の顎関節症の場合はこれに注意するだけでもかなりの効果が実証されています。
顎の関節部の筋肉の痛み、口を開けたり閉じたりする筋肉の痛み、顎が鳴る、口が大きく開かない、口を閉じられなくなった等のたくさんの症状があります。
主な原因がストレス・かみ合わせと言われてます。かみ合わせがストレスになったり、ストレスで食いしばる事が原因になったりする事もあります。他にも原因が複数ある事もあります。
それによって顎関節の骨の損傷、関節円板の損傷、口を開け閉めする筋肉や靭帯の損傷、精神的なものがあります。
顎の関節でカックンカックン音がするのは初期症状でまだ心配ありませんがジャリジャリゴリゴリする音は症状が出る可能性があります。必ずしも悪化する訳でもありません。
次に顎関節症の治し方です。
歯医者では主にスプリント療法で筋肉を安静にしていきます。
マウスピースと言った方が分かりやすいかもしれません。
同様にナイトガード・バイトプレートと呼ばれることもあります。
夜間睡眠時に起こる歯軋り(ブラキシズム)、日中無意識下で起こる食いしばり(クレンチング)の場合には、マウスピースを装着して噛み合わせの機能異常を緩和させていきます。
健康保険が適用されますのでマウスピース自体の値段はは約5000円になります。(他に初診料等の費用がかかります。)
歯ぎしり、食いしばり予防のためのマウスピースを装着すると早ければ1週間ほどで改善していきます。
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